苗を育て始めた頃から、こんなのがあれば良いなーと、ずーっと思ってた事をやっと実現しました。おおかた一年越しですかね!その間紆余曲折で途中方向転換していた時期もありました。農閑期を迎えて来春の仕込みを考えていると、やっぱり要るよな「育苗棚」と思って、購入も考えましたが、時間もできたし自作しようと決心!我ながら「良い出来!」と自画自賛しています🤗
屋内栽培でスタート
育苗室というものがなかったので、当然ながら屋内でポッド植え苗を栽培してました。スペース的には自宅前の10m2位が南向きで日当たりもいいので、そこに簡易温室のようなものを作りたいなと思っていました。しかし春がスタートしてしまったので環境的には屋内一択でしたね。秋頃までそのパターンで続けていました。

ブロッコリー苗の育苗、自宅部屋の窓際

白菜のリカバリー苗、玉ねぎの苗
育苗室の候補地は、仮設畑に
自宅前の10m2は、そのままにしておくのも勿体無いので、その頃夢中になって考えていた「自動灌水装置」の実験場として一旦仮設畑にしました。畑から土を運んできて縁石で囲って、多分花壇にするのが一番合っていたのかもしれませんが、勢いでいくつか苗も植えました。

畑の土、一輪車で20杯もありました!

大玉トマト、バジル、鷹の爪の苗を定植
秋になって、温室が欲しくなった!
せっかく成長した夏野菜、特にミニトマトを延命させたくて、温室に挿木栽培でやれないかと考え、コストも掛けたくなかったので近所の竹林の竹で竹細工+農業用ビニールシートで手作り温室を制作。しかしこのビニール屋根は雨水の排水がうまくできず豪雨で撃沈!結局Amazonで¥13,900のビニールハウスを購入して組み立て!合掌屋根の設計がこの価格ならと心底納得でした🙂↕️

屋根の水捌けを考慮しない設計ミス

設計完成度含め、納得のコスパ‼️
温室の役目も終わり、原点回帰!
11月ー12月にミニトマトの延命、小松菜のプチ収穫を完了。鷹の爪を鉢植えに移し越冬準備も終えて温室は閑散となりました。2026年の畑のレイアウトを考案している時に、昨年は育苗ノウハウもなく3月中旬になってバタバタとミニトマトのポッド植えをしたのを思い出し、「そうだ今年こそ育苗棚を作って万全を!」と原点回帰しました。しばらく忘れていたテーマでしたが、ようやく辿り着いた感じです。

ミニトマト延命、小松菜プチ収穫

鷹の爪を鉢植え埋め越冬体制、温室は閑散😟
育苗棚をDIY
設計構想
いっそのこと購入しようかと、カインズに行ったりAmazonを見たりしましたが、「やっぱりカスタムメイドでしっかり作りたいなー」と思いました。通販は¥3,000-¥5,000で木製、金属製で結構お手軽に手に入りますが、前回「自動灌水用タンク台、改め百葉箱」を作っていたので(家庭菜園レビュー2)、それが結構大きな動機となりました。早速エクセルで設計図を作ってみました(百葉箱もこのやり方)。階段上の3段置きで温室の半分くらい収まるサイズで設計しました。

ダウンサイジング
さあ設計図もできたし材料を買って作ろうかと思いましたが、外はかなりの積雪で雪掻きが当面の仕事になり(雪にふれて)、作業もやりにくいので、またカインズに行って現物を見てこようと思い行ってきました。「あれー、3段縦おきでこの大きさ、結構コンパクトやな!」、今の設計はちょっと大き過ぎるか?机上の設計図と現場の実感をなんども反芻して、「やっぱり小さく作って、足りなければもうワンユニット足せばいい!」と考えをダウンサイズ修正するに至りました。やっぱり現場現物主義は大事です。段数を減らして、結果材料費も安上がりになり、作り易さも感じる設計に変更しました。

ホームセンターのカッティングサービスを利用
百葉箱の時もそうですが、木工は材料のカッティングで精度はほぼ決まります。ど素人が電鋸で切っている場合ではありません。1カット¥30かかりますが、ホームセンターのパネルソーを使わない手はないです。そのためにはあらかじめどの材木を何センチにどのように切るかをまとめておく必要があります。特に込み入ったカットは明確に指示できるようにカッティングプランを作っておきます。ここまでやっておくと現場で迷いません。

材料買って、いざ組み立て!
1. ホームセンターで購入、カッティング
既にプランしてあるので、目星をつけておいた材木束を購入して、パネルソーでおじさんにしっかり指示して切ってもらいます。それでもちょっと目を離すと今回は一本カットミスが出ました(まあややこしい事を頼んでるからね、しょうがないけど😮💨)。材料費はカット代込みで¥3,619なり。


- 角材は50mmx50mmのものでプランしたけど店頭で35mmx35mmのものが6束で安くて感覚的にも良かったので変更。設計で15mmの差分調整がちょっと大変だた。
- 写真右は買った材料を自宅の作業場で仮組み。強度も十分でほぼイメージ通り!
2. 角材を組み立て接合
基本的に角材同士を、コーススレッドを打ち込んで接合していきます。使うのはインパクトドライバー。釘打ちより簡単で強度もあります。今回使ったのは角材が35mmなので、57mmのコーススレッドと強度が欲しいところは75mmのコーススレッドを使いました。組立途中で寸法ミスが見つかり(カットミスでない、設計ミス)、何とか手作業の接木で乗り切りました。組み立て始めは結構グラグラして大丈夫かなって感じでした。

手作業で作った接木で寸法ミスの部分を補強

グラつくので段差の壁に押しつけて固定しながら接合
3. 何とか完成形に!
接合はキツく締めていきましたが何となくグラつく。今回は設計に筋交を入れておらず途中「まずったかな?」と思いましたが、下段の組み立てを進めるうち全体が箱状になって締まりが出てきて、最終的にはしっかりと固定感が出ました。中程の柱が筋交のような役割を果たしています。

下段が合わさると箱状になって強度が増す

育苗箱x4が置ける棚、中柱が筋交的に機能!
4. 楽しい仕上げ作業、温室へ設置
仕上げは木材保護材を塗布して耐久性と見栄えをアップグレード。温室の中の使用がベースなので基本雨風の心配は特になし。一回塗りで完成。温室に設置しましたが、「ダウンサイジングしておいて良かった!」とホッと胸を撫で下ろした感じです。原案だと大きすぎてやり場に困ったと思います。また作業場でも果たして組み立てることができたのか、作る場所を考えての設計が大事だと、ちょっと冷や汗ものでした。でも完成した育苗棚は、とても愛おしく何とも言えない達成感を感じます‼️

木材保護材を一回塗り

ピッタリのサイズ感、結果オーライ!

DIYで改めて学んだのは、
- 設計構想で現場現物主義を必ず入れる
- ホームセンターのカットソーを最大限利用する
- 凡ミスは結局手作業で補完
- 作業場で作れる設計にしておくことが肝要
- 達成感と成果物への愛着は計り知れない

コメント