現役を退いてもう仕事もしないんだから基本スマホだけあればいいやと思うなかれ。ホワイトカラーのサラリーマンライフはPCライフと呼んでもおかしくない位実はPCに依存しています。なのでセカンドライフもその流れでセカンドPCライフが待っています。あなたにとってのベストチョイスの参考になればと思います。
Windowsオフィスで染みついた習慣
ホワイトカラーのサラリーマンなら誰でも役職に拘らず、メール、社内イントラ、報告書作りと事務作業は必須です。失われた30年に間違いなく築かれた30年だったのが、Windowsオフィスの作業文化だったのではないでしょうか。多くのホワイトカラーにとってはこれらのソフトの操作に多大な時間を費やしそのPCライフがサラリーマンライフと呼んでも過言ではないと思います。つまり長い間かけてのサラリーマンライフでPC作業というすぐにはやめれない慣性の法則に従った習慣ができているのです。
セカンドライフでのPC
もうPCの顔を見るのも嫌だという人もいるでしょう。しかし多くのホワイトカラーはこの習慣をデジタル社会、IT化手続き、AI時代の中で続けることになります。もちろんスマホが高性能化しているのでそれだけで大概のことは問題なくこなせてしまいます。それでも何かを一覧してスクリーンで見たい、ちょっとした作業をするということになるとやはりPCが必要になってきます。絶対数は限られているかもしれませんが、65歳以上の人口約3,600万人のうち100万〜200万人はいると思います。そう考えるとリタイアを前にセカンドライフをプランニングする際の一つの大事な検討項目ではないかと思うわけです。いずれにしても会社のPCは手放すわけでいい意味でしがらみとおさらばです。新しいPCライフを新しいPCで自分の思うように始められる絶好の機会とも言えます。
会社のPCがなくなったら
セカンドライフはスマホとそのアプリで全ての事を済ませてしまう主義の方はそれはそれでローコスト、スモールスペースで素晴らしいパフォーマンスだと思います。実際私自身も現役時代は仕事ならPC、プライベートはスマホという使い分けでした。仕事以外でPCを開けたくないというのが偽らざる気持ちでした。ところがいざ会社のPCが手元からなくなるとなると、これまで自宅のPCや時々会社のPCでチョコチョコやっていた身辺のお金の集計とか、電子年賀状の作成、旅程表、写真の整理等々をどうしようかと思っていました。自宅用に10年前に購入したDynabookはほとんど使ってなかったので、いざ開けようとするとパスワードを忘れた、起動し始めたがハードディスクがカラカラ言って10分は開かない、動き出しても動作反応が遅い、Windows Updateが始まって今度は終われない等、何とも使い物にならない無用の長物と化していました。会社のPCはSSDだしOffice365だし結構いいやつ使ってるなと改めて会社の福利厚生、付加給付に支えられたPCライフだなと気づきました。セカンドライフはそれも独り立ちすることになるのかと、改めて考えさせられ、じゃーもう少し勤め人をやっとくか?いやーそれはちょっと違う等々、PCをきっかけにセカンドライフの考察が深まったような気がします。
PCで何をする
それでは具体的にPCで何をするんだろうかと。既に会社のPCを使って作っていた(厳密には違反ですが)、自身のお古のPCのプライベートファイルの維持継続はありうるのか。スマホに置き変えられるのか。膨大な量ではありませんが、なくなるとそれはそれで困るなーというレベルです。一方で寄る年波には勝てず年々老眼が進んで全てスマホでやるのも実は億劫になっています。「さてPCで何をする」というのは意外に大きな課題となりました。下記は一般的なリタイア族が必要とするだろうと思われる使途の優先順位の高いものを上げて見ました。
- 年間家計簿の整理(年金等収入管理、税金等支出管理、家計支出管理)
- 確定申告(アルバイト収入等)
- ウェブ閲覧(スマホより高い一覧性)
- 動画視聴(スマホより高い視認性)
- 写真・動画の整理
もう会社は何もやってくれないので、収入の支出の管理は全くの自己責任です。年金収入以外の収入は確定申告が要るし今やE-Taxでやる時代です。支出も意外にあれこれあります。国民健康保険、介護保険、不測の医療費(これが増える)、火災保険、自動車保険、家の修繕費に日々の支出、これらはやっぱりちょっとまとめておきたいですよね。多分経理職だった方なら言われなくてもやってそうです。ウェブ閲覧も動画視聴もスマホよりPCが見やすくて断然楽になってきます。またこれまでの写真・動画の整理は定期的に発生します。こう考えるとPCはなかなか手放せない人が多いのではないでしょうか。
意外に悩めるダブルフォーマット
全ての人には当てはまりませんが、日本はiPhoneのシェアが高いので写真・動画はiPhoneで撮って、自宅のPCは会社と同じWindowsでそれに保存しているという人が結構いると思います。私もまさにこの部類だったのですが、それはやっぱり作業はWindowsがやり慣れているし、自宅のPCもいざとなれば仕事用に使えるしということで自宅のPCはWindowsで、Mac PCをわざわざiPhoneに合わせて買う人は稀だと思います。Mac PCは値段も高いですからね。ところがこの写真・動画の管理はAppleでフォーマットを統一すると驚くほど便利になって作業性が上がるだけでなく、それを視聴する時の画質や編集機能とか含めての満足度も圧倒的に上がります。またタブレットやウェアラブルウオッチを持っている場合も同様のことが起こります。これはMicrosoft, Appleの永遠の課題ですが、どちらも一長一短あってその時のニーズに合わせてチョイスしていくしかないかなと思います。そう意味でもサラリーマンライフを離れてセカンドライフに入る時にこのフォーマット問題を真面目に考えてみるのはそれなりに価値があることだ思います。
私のセカンドPCライフ
やっぱり具体的な事例がないと分かりにくいので、私の実践しているセカンドPCライフをご紹介します。現役PCライフも含めて簡単にレビューいたします。
1. 現役時代のPCライフレビュー
- Windows95発売後の96年に自宅PC、Let’s noteを自己投資で購入
- 98年頃からは会社のPCを3-5年毎に退職まで更新、全てノートPC
- 自宅PCを2009年に新Let’s noteに買い換え
- 2010年にiPhone4を初めて購入、リタイア直後までiPhone8(結構引っ張りました)
- 自宅PCは2015年にDynabookに買い換え
2. セカンドPCライフ
PCはMacbook Airに買い換え
Dynabookとは決別して思い切ってMacに買い換えました。理由は一つには上記でも述べたフォーマットを統一したかったからです。iPhoneに加え視認性の点でiPadも併用していたことも理由の一つです。またMacに投資した一番の理由はリタイア前からブログを書き始めたことです。アグリライフを始めたこともあってセカンドライフを記録していこうと一念発起した事で、仕事に変わるブログ執筆という作業が日常に入ってきました。デザインソフトのCanvaとの相性も良く満足しています。
Windowsオフィスホーム2024のライセンスを購入
リタイア後にしばらくしてやっぱりエクセル、パワーポイントが必要になり、作業用にはWindowsを入れました。やはりNumbers、Keynoteでは置き換えが難しという判断です。Office365のサブスクはオーバースペックだったのでライセンス購入が一番しっくりきました。これも昔のファイル資産がそのまま使えるのと何と言っても作業性は他には変え難いものがあります。
ここは結構悩みましたね。公式サイトではOffice365のサブスクに誘導されるし実際その方が楽かなとも思いましたが、One Driveは絶対要らないし、メールももうOutlookは使わないし、あまりコストもかけたくないしね。Numbersも特訓しましたがやっぱりショボいものはショボい。困ってAIに相談したら、パッケージライセンスの存在がわかり投資回収には2年かかりますが、これだ!となりました。
メールはMacのメールソフトがデフォルト
会社のOffice365のアカウントを手放した時点で、メールはMacのソフトに統一しました。メールアカウントは3つ持ってますが、これがMacPC、iPhone、iPad全てで同期しておりこれは大変使いやすいです。Outlookでどうしても必要な過去歴はコピーをオフラインで閲覧できるようにしています。
ウェアラブルウオッチはAppleウオッチに買い換え
体育会系なのでFitbitを5年前から使ってました。iPhone同期もできて何より週一充電が気に入っていましたがGoogle傘下になって事実上廃盤となりましたので、Appleに切り替えました。一旦充電プロセスに慣れてしまうと機能性、同期性は素晴らしくトータルのコスパでも大変満足しています。

ということでセカンドPCライフには満足して日々エンジョイしています。そのうちAI対応の新しものが出てくると思いますが、サラリーマン時代の慣性の法則が今も続いています!
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