空芯菜で猛暑も乗り切り!

栽培日誌

 猛暑で野菜の栽培が危機的だという報道が散見される。トマトは尻割れするし、里芋も立派な葉っぱが枯れそうで死にそうになっている。ならば暑さに強い品種を育てようと言うことで空芯菜を栽培。夏場のヒーローです!!

夏に強い空芯菜

 昨年、ジャガイモの後作で夏場にグングン成長し、毎週収穫できる抜群の再生力を見ていたので、今年もかなりの猛暑ではありますが、期待値120%で栽培しています。種を求めてホームセンターに行くと、空芯菜という名前では種は見つからず、エンツアイという名前で出ていることが多いです。でも中華やタイ料理では、中が空洞の「空芯菜」がよく聞かれる名前で覚えもいいので空芯菜です。(写真は2025年の栽培記録)

Screenshot

◾️2025年の栽培記録

◾️再現力の高い空芯菜

ジャガイモの後作蒔き

 今年は6/23にジャガイモを収穫して直ぐに畑を再耕作して休ませて、7/3に畑に直播しました。昨年は週末菜園だったのでポットで栽培して定植しましたが、今年はずーっと畑にいるのでやっぱり直播がいいと思います。7/8には発芽がしっかり確認できたので、防虫ネットで虫対策です。昨年は最初剥き出しで栽培していたら、そのうちにボロボロにされて2週間ほどリカバリーにロスした反省に基づきました。黒マルチは雑草対策で必須ですが、とにかくメチャメチャ暑いので草マルチを更にその上に施しています。

◾️7/3に畑に直播

◾️7/8に発芽を確認

◾️防虫ネット+草マルチ

直売所で好評!

 昨年との大きな違いは、今年は空芯菜を直売所デビューしています。夏はやっぱりオクラが主流と思ってましたが、競合も多いし何せ売れ残りの処理が空振りの翌日は大変です。貯蔵調理とお裾分けモードでなんとか乗り切ってますが。。。そこで空芯菜が大健闘です。

空芯菜はデビュー後ほぼ全勝

 競合が見当たらないのが多分一番の要因だと思います。実際直売所に出入りしている生産事業者の方も「それはどうやって食べるの?」「初めて見たわ!」という人も多くて、ここ滋賀県高島市のAコープではほぼ独占状態です(道の駅には時々出ています)。何より売れ残りがないのが一番と言うことを痛感しています(約150gで160円で売ってます)。空芯菜は作ることに専念できるお宝野菜です!

◾️7/27に初採り、以降毎週収穫

◾️オクラは競合多し

◾️空芯菜は売れ残りなし

空芯菜は見栄え良し

 夏に葉物野菜があまりない時に、ボリューム感を持って存在できるのは結構いい見栄えです。パッキングにも少し気を遣っています。12号のボードン袋に収穫後詰めますが、鮮度を保つために出荷ギリギリまで根っこ部分に、水で濡らしたキッチンペーパーを巻いています。店頭ではそれを外して見栄えを優先しています。実際冷蔵保存しておけば2−3日はシャキッとしています。

直売所出荷の供給力

 今年は昨年1畝だったものを2.5畝に増やしています。腰の調子がまだ万全でなかったので増やし方が中途半端ですが、週3日くらいは出荷できています。毎日出荷をしようと思うとやはり5畝くらいはいるかなーと思います。思いの外、直売所の売れ行きが良かったのでこうなると仕込みの甘さが悔やまれます。農薬を一切使わない有機栽培を目指していますので、4畝のトンネル掛けの維持管理も真夏には堪えるかなーという別の心配もあります。今年を売り切って来年のプランは追って考えようと思います。

水切れしない

 空芯菜は暑さに強いので少々水が切れても枯れたりはしませんが、水を基本的に欲しがる湿地帯植物なので、美味しく瑞々しい食感を味わうためには、やはり水やりが非常に重要です。雨が降らない限り朝夕の水やりを欠かしませんが、コウキチファームは水田地帯に位置していて用水路の水を吸水ポンプで汲み上げて水撒きをしています。ところが先日、この猛暑による取水制限で用水路が一時的にカラカラに干上がりました。夕方の水やり時に、「あー明日の午後まで水が出ないなー、この溜まり水が最後か😮‍💨」とバケツで水を救ってジョロで水やりし、「明日の朝の水やりは諦めるか!」とガックリしていると、ハッと閃きました。「そうか自動散水をやろうとして買った100Lのローリータンクがあった!!」(DIYで進化する百葉箱)。 翌朝は少し早起きして前日に抜かずに溜めた風呂の水をバケツで、えっちらと15回運んでほぼ100Lのタンクを一杯にしました。こいつを畑に横付けしていつものように吸水ポンプを回してやると、なんと立派に散水するではないですか‼️ 半日のことではありましたが、今後の水不足時のリスク回避策として考え至ったのは大きな収穫でした。

◾️用水路がカラカラ!

◾️風呂の溜水を応急活用

◾️ローリータンク+吸水ポンプ

ローリータンク、今回は風呂水を応急対応として使いましたが、すぐ側に琵琶湖という巨大な水瓶があるので、湖水を取れる湖岸を探索中です。最近、昔ながらのビーチ加えてSUPとかグランピングとかで湖岸もなかなか軽トラを乗り入れられる所が減って、そっちが大変かな🙂‍↕️

空芯菜を作り切ることで、また夏の乗り切り方も一つ進化したように思います ‼️

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