小松菜で葉物デビュー

栽培日誌

 小松菜とのお付き合いは実は長く、なかなかうまく栽培ができませんでした。週末菜園で葉物は難しいと敬遠気味でしたが、セカンドライフで寄り添う栽培ができたことで、やっとうまく行きました。直売所にも葉物デビューです!

小松菜は作りやすい?

 単身赴任の時には毎日のように食べていた小松菜。浅漬け、炒め物とアク抜きも要らず栄養補給にとても重宝していたので、家庭菜園を始めたらまず作りたい野菜でした。2025年の3月ごろから本格的にまず週末菜園を始めて、水やりが大変なものは作れないので、葉物は基本難しいなと思ってました。しかし小松菜の種の袋書きを見ると簡単にしかも短期間で収穫できるので、「いっちょやってみるか!」と仮設畑に蒔いてみました。週末に蒔いて翌週末に戻ってくる日程でしたが、発芽したのかどうかもわからない位で、苗は初期の水やり不足による乾燥でぶっ飛んでいたようです。

晩秋に何故かリベンジ

 小松菜は初期の乾燥が大敵だと深く心に刻まれて、また葉物はまずは失敗ということで軽くトラウマになっていました。プロの農家が畑一面にこんもり溢れるように作っているのを、YouTubeなどで見ると簡単そうに見えて、「もう一度やるか、今なら水やり要らないだろうし」と、11月29日の晩秋も晩秋に寒さ対策のトンネル掛けも試して再挑戦しました。しかし1週間経ってもうんともすんとも言わないので12/6には終了宣言をしました。年が明けて成人式の頃、畝を見に行くと何と健気にも寒空の中発芽していました。「小松菜って結構しぶとい!」と少し愛情が湧いてきました。

越冬して生き残り

 葉っぱは小さいままで雪が降って積もってしまいました。一面銀世界になったので流石に絶滅しただろうと思ってましたが、2月中旬に雪解けすると何と生きていました‼️ 種袋には発芽して35日で収穫と書いてありましたが既に80日近くが経過しています。こんなにしぶとければ春になると一気に成長して収穫できるやもと期待に胸が膨らみ始めた4月初旬、トウがたってついにお花が咲いてしまいました。食用のタイミングは逸しましたが、とても綺麗な花で春の観賞用にしばらく残しておきました。越冬小松菜という貴重な体験となりました。

セカンドライフで再リベンジ

 現役を引退し週末菜園が毎日菜園になったので、今度こそと思っていましたが、春先4月に生憎の腰の手術で春の蒔き時を逃してしまいました。それでも諦めきれず7月9日に空いた畝に2条で直播して初夏だったので米藁マルチで保水対策、虫食いも嫌だったので防虫ネットで囲って万全の体制。今度は発芽しましたが、同時に大量の雑草も増殖してどっちが主役かわからない状態。術後であまり体力もなかった時なので、しばらく放っておいたら雑草に埋もれてしまい、暑さとの闘いの中で無念の終焉を迎えました。これで小松菜には完敗し続けで葉物を全くマスターできていません。どうしようか?

◾️万全の保水、害虫対策!

◾️本葉は出るも雑草だらけ

◾️雑草に埋もれて絶滅!

ニンジンの失敗が災い転じて福となす

 実は同じ頃、ニンジンも途中まで上手くいっていたのですが、この時期の長雨による過湿で気がついたらあっという間に苗が腐って溶けてしまいました。畑に直播するものはだいたい条蒔きして間引いて行きますが、ニンジンは条蒔きとは別に玉ねぎマルチ(玉ねぎ用の株間15cmの穴空き加工済みのビニールマルチ)を使っていました。これを使うと株間が一定に保て間引きの必要がなくなり、保水力が上がり、また除草の手間がなくなるため、かなり省力化ができます。それを試していましたが、過湿さえなければ上手くいったのになーという感触を得ていました。ニンジンは秋に気候が落ち着けばリベンジしてもやれそうだというちょっとした自信が湧いていました。

◾️玉ねぎマルチを使ったニンジン栽培(この後過湿で溶ける)

◾️条蒔きのニンジン栽培(この後過湿で溶ける)

  「そうかこの方法を使わない手はない」とふと思い立ち、「小松菜も気候が落ち着いた秋に、今度は玉ねぎマルチでやれば行ける!」と閃いたのです。

秋蒔き小松菜、玉ねぎマルチ

 今年は9月に残暑が心配されましたが、結構長雨が続いて結果的に気温が早めに下がり秋蒔きのチャンスが9月下旬ごろに巡ってきました。9/23にまずニンジンの玉ねぎマルチ蒔きをやりました。続いて9/24に小松菜をニンジン同様に玉ねぎマルチで一穴3−4粒の種蒔きを一畝完了しました。条蒔きに比べるとマルチを張る手間はありますが、発芽前後の保水、雑草処理の省力化で圧倒的にメリットがあります。作業性も良く、種まき後の管理もとても楽です。どうして今ままで玉ねぎマルチを使わなかったのだろうと、今更ながら反省しきりです。気候も良く、晴れ雨のバランスが取れて、あっという間に発芽しました。週ごとにぐんぐんと成長が見えてこんな小松菜は初めて見ました。感動です!

◾️9/24、播種作業が断然楽、株数も明快!

◾️10/6、発芽して1週間強

◾️10/13、豊作を確信!

夢の収穫!

 トラウマだった小松菜がこんもり溢れるように育っています。いよいよ待ちに待った収穫です。ほぼゼロの成果からいきなりプロ並みの仕上がりです。実はこのやり方、一穴に3−4粒づつ種を蒔いたので、間引きは一切せずに密植してあります。株丸ごと引っこ抜けばそのまま出荷用にも使える形です。我ながら上手くできたなーと感慨に耽っています。空芯菜の収穫と合わせて見れば迫力の出来栄えです。

◾️10/17、収穫に向け葉っぱが溢れる!

◾️10/27、夢の収穫、美しい葉っぱ🍀

◾️左:小松菜、右:空芯菜

直売所へデビュー

 まずはしっかり味見です。ニンニク油炒めがシンプルで最高です。シャキシャキで合格点です🈴。ボードン袋に入れて整えると圧巻のボリューム感です。これにラベルで見栄えをアップして直売所の棚へ収穫翌日に綺麗に並びました。まさかこんな日が来るとは、そろそろ空芯菜が終わるしどうしようかと思っていたら、本当にあれよあれよと小松菜が育ってきて、まさに救世主です‼️ 初日はまず3束が売れて、次の日が5束、三日目が6束売れています。空芯菜とほぼ同等の売れ行きで、50束分位は作ったので、売れ行き次第ではもうひと畝作ろうかと思っています。

◾️ニンニク油炒め!

◾️ボードン12号に袋詰め

◾️ラベルを貼って直売所の棚へ

 小松菜をマスター!これで葉物トラウマを克服できました。発芽時の寄り添った栽培、ニンジンの失敗からの閃き、玉ねぎマルチでのブレークスルー、時間がかかりましたがなかなかのドラマでした🤗

 

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